前書き![]() |
![]() ![]() |
![]() 翻訳生活レポート--ケモノ道--駆け出し翻訳者のMONです。夫、子供あり。ここでは、翻訳や日常生活にまつわる体験レポートやコラムなどを掲載します。みなさまの寄稿もお待ちしています。
夜の9時に、登録間もない翻訳会社からの電話。「明日までにどうしてもというのがあるんだけれど・・・」。色々問題もあって話が決まったのが10時、原稿を手にしたのが10時半、納品が翌日午前10時。「徹夜」をするという事実にはお互いまったく触れずに会話が進んだところをみると、「翻訳者は夜中に仕事をする」というのが当然になっているのでしょう。そういう私も、その部分には違和感もありませんでした(笑)。
独身の方なら好みのパターンでやってらっしゃるのかも知れませんが、家族がいれば家族とどう合わせるかが問題になりますよね。私の場合は夫がサラリーマンで学校・幼稚園に通う子供がいます。この構成だと、子供を起こして送り出す時間、子供を迎えに行く時間、夕食時〜子供が寝る時間という重要な時間を除けば、どんなふうに時間を使ってようと構わないと考えることもできます。そんなことを考えるようになったのは、生まれて間もない子供の就寝タイムが昼夜逆転して辛かったときです。「夜中は気長に子供につきあっておいて、夫が仕事に出かけてから子供と一緒にまた寝ればいいかな」・・・仕事をはじめて最初の頃は子供を預けるような収入もなかったので、こんな考えをそのまんま翻訳の仕事にも持ちこんで、色んな生活パターンで仕事してみました。 結構良かったのが、超早寝早起き。これはお子さんがいる知人に教わったワザです。9時に子供と一緒に布団に入り、朝の3時に起きて仕事をするというパターン。朝の3時に起きるというのは死ぬほど辛いことだと思ったら、これも慣れるとそうでもありません。1日の疲れを夜に持ちこむより、ぱっと潔く寝てしまった方が、その後仕事もはかどることがわかりました。無理に起きていると、つい途中途中でウトウトして、結局時間が無駄だったということもあります。徹夜するのは、状況が切羽詰った納品前夜程度になっています。
ところで最近、こんな会話をしました・・・「最近、夜になると眠くってぇ」
そんなわけで、成功とも失敗ともいいがたい、ある納品日の生活です。私個人の私生活そのまんまでお見苦しいので、読み飛ばしてくださってもいいです(笑)。
ほんのほんの一例でした。
ところで、「いつ寝てるの?」と聞く以前に、「もしかして寝てないのでは・・・?」と思われる方もいらっしゃいます。二足草鞋の方もいらっしゃるし、ひとつ終わってもまた次があるという売れっ子の方もいらっしゃるでしょうから。みなさん、どうか体を壊さないで、頑張ってくださいね。
|
前書き![]() |
![]() ![]() |